鼻毛処理の正しい方法・NGな方法を解説！メンズ鼻毛脱毛におすすめのクリニックも

鼻毛は「ムダ毛」じゃない！重要な役割3つ

鼻毛が見えると印象は悪いし、鼻毛なんていらない！と思う人もいるかもしれませんが、それは間違い。鼻毛は他の体毛と違い、なくてはならない存在なんです。

なぜかというと、鼻毛には体を守る重要な役割があるから。その役割3つをご紹介します。

①異物の侵入を防ぐ

鼻毛には、空気中に漂っている異物の侵入を防ぐ役割があります。

空気中には、ほこりや花粉、ウイルスなどが漂っています。これらの異物が体内に入ってこないよう、鼻毛がフィルターの役割を果たしているのです。

特に、体を花粉やウイルスから守るために、鼻毛はなくてはならない存在と言えます。

②乾燥を防ぐ

鼻毛には、鼻の乾燥を防ぐ役割もあります。

鼻が乾燥してしまうと、ムズムズしたり痛みが発生したりします。ひどい場合だと鼻血が出たり、炎症を起こしたりというケースも。

鼻毛が鼻の湿度を保ってくれるので、そのようなトラブルを防ぐことができます。

③匂いを感じ取る

鼻毛には、匂いを感じ取るという重要な役割もあります。

鼻の内部には「嗅毛（きゅうもう）」という毛が生えており、匂いを感知・識別します。鼻毛が一切なくなってしまうと、匂いも感じられなくなってしまうというわけです。

このように、鼻毛は想像以上に大事な役割を果たしています。決して「ムダ毛」なんかじゃない、ということがわかりますよね！

鼻毛をセルフ処理する！おすすめの方法2つと避けるべき方法2つ

いくら鼻毛が大切な役割を果たしているとは言え、鼻毛が伸びているのは身だしなみ的にはNG。ちょっと鼻毛が見えているだけで、なんだか不潔に見える…ということだってあります。

じゃあ鼻毛の役割を邪魔しない程度に、鼻毛を処理するにはどうすればいいの？そんな人のために、鼻毛をセルフで処理する場合のおすすめの方法・避けるべき方法をまとめました。

おすすめの方法① 鼻毛用ハサミ

長くなった鼻毛を、見えない程度に短くするなら鼻毛用ハサミがおすすめです。通常のハサミや眉用ハサミよりも刃先が丸いので、鼻の中の毛を切るのにも安心して使うことができます。

鼻毛用ハサミのメリット

• 安全に使うことができる
• 手頃な価格で手に入る（100円均一などでも入手可能）
• 持ち運びしやすい
• ササっと使えるので、出先で気になった時にもすぐ処理できる

気になる鼻毛があれば、その場ですぐに手入れできるのが魅力的。鏡を見て気になる毛をこまめに処理したいという人におすすめです。

鼻毛用ハサミのデメリット

• 鼻毛全体を処理するのは時間がかかる
• 内側の毛が処理しにくい

鼻毛用ハサミは、鼻の内側を含めた全体の毛を処理するのは時間がかかってしまい、きれいに仕上げるのにはコツがいります。

そのため、鼻毛用バサミは、鼻毛全体というよりも「気になった毛を数本処理したい」という使い方がおすすめです。

おすすめの方法② 鼻毛用カッター

鼻毛用ハサミと並んでおすすめなのが、鼻毛用カッターです。電源を入れると刃が回転して、鼻毛を自動でカットしてくれます。

鼻毛用カッターのメリット

• 鼻毛全体を短くするのに効果的
• 全体の処理を短時間で済ませることができる
• 刃で鼻内部を傷つける心配がないので安全

鼻毛用ハサミと比べて、鼻毛用カッターは「鼻全体の毛を処理したい」という人におすすめです。

鼻毛用カッターのデメリット

• 充電が必要
• 機種によっては使用後の手入れが面倒
• 数本のみピンポイントで処理するのに向かない

鼻毛用ハサミと鼻毛用カッターにはデメリットもありますが、きちんと使い方を守れば安全に鼻毛を処理できます。目的や用途に合わせて使い分けることをおすすめします。

一方、次にご紹介する2つの方法は、鼻毛処理にはおすすめできません。

避けるべき方法① 毛抜き

誰でも1本は持っているであろう毛抜き。根元から鼻毛を処理できるので、次に生えてくるまで毛を処理する手間が省けると考える人もいるかもしれません。

しかし、鼻毛を毛抜きで抜くのは粘膜を傷つける可能性が高く、非常に危険。細菌が入りやすくなり、炎症を起こす恐れもあります。

気になる毛をピンポイントで処理したい場合は、毛抜きではなく鼻毛用ハサミを使うようにしましょう。

避けるべき方法② ブラジリアンワックス

「鼻毛を一気に抜ける！」と話題のブラジリアンワックス。綿棒のような棒にワックスをつけて、鼻の中に入れて引き抜くと、鼻毛が脱毛できるという仕組みです。

一気に抜けるなんて便利…と思いがちですが、こちらもセルフでの処理にはあまりおすすめできません。次のようなリスクがあるからです。

• 鼻の粘膜を傷つけることがある
• 鼻の内部まで全て脱毛すると、ほこりや花粉を吸い込みやすくなる
• 毛嚢炎になりやすい

特に、鼻の中にできる毛嚢炎（ニキビのような炎症）はかなり危険。毛嚢炎が潰れて、菌が脳に到達することもあり、最悪の場合、脳の病気を引き起こしてしまうこともあります。

そもそも、鼻毛用のブラジリアンワックスは「鼻穴1cm付近」が目安とされています。セルフでおこなう場合、ついつい内部まで入れてしまい、奥の毛も抜いてしまうということも多いようです。

正しく使うのが難しいことからも、セルフ処理に鼻毛用ブラジリアンワックスはおすすめできません。どうしても試したい人は、ワックスの施術をおこなっているサロンなど、プロに任せるようにしましょう。

このように、鼻毛の処理は「抜く」よりも「カットする」方法が安全でおすすめです。

鼻毛処理の範囲・頻度は？

鼻毛用ハサミでも鼻毛用カッターでも、処理する範囲は「鼻穴から1cm程度」です。

というのも、あまり内部まで処理しようとすると、粘膜を傷つける可能性が高くなったり、フィルターとしての役目が損なわれたりするからです。

鼻毛を短く切りすぎてしまうと、ウイルスや異物の侵入をブロックするフィルターとしての役目を損なってしまいます。

鼻穴から鼻毛がはみ出ない程度の長さにとどめ、奥深くの鼻毛を無理してカットしないようにしましょう。

また、鼻毛処理の頻度は人によって異なりますが、2週間〜1ヶ月に1回程度が目安。神経質になりすぎて、頻繁にカットするのはやめたほうがよさそうです。

鼻毛処理の目的は、あくまでも「エチケット・身だしなみ」。処理しすぎて鼻の内部を傷つけないよう、範囲・頻度には注意しましょう。

鼻毛は脱毛できる？おすすめのメンズ脱毛クリニック

セルフで鼻毛処理するなら、「カットする」のがベスト。それではプロにお任せする場合はどうでしょうか？

鼻毛脱毛は取り扱いが少ないですが、中にはコースを用意しているところもあります。特におすすめのメンズ脱毛クリニックについて、一緒に見ていきましょう。

鼻毛脱毛はほとんどできない

一般的にメンズ脱毛というと、次の3種類の方法があります。

• 医療レーザー脱毛（クリニック）
• 光脱毛（サロン）
• ニードル脱毛（クリニック・サロン）

これらの方法を扱っているクリニック・サロンでは、「鼻毛脱毛は取り扱いをしていない」というところが少なくありません。

鼻は眼や脳の近くにある非常にデリケートな部位なので、トラブルが深刻化するリスクがあるからです。また、鼻毛脱毛の範囲は非常に狭く、脱毛には高い技術を要します。

そのため、鼻毛を医療レーザー脱毛や光脱毛、ニードル脱毛で処理するのは、まだまだ一般的ではないと考えたほうがいいでしょう。

鼻毛脱毛できるクリニック「メンズリゼ」

「そうは言っても、やっぱりプロに施術してもらいたい」という人もいるかもしれません。そんな人は、鼻毛脱毛を取り扱っているクリニック・サロンを探してみましょう。

特におすすめなのが、医療レーザー脱毛が受けられるクリニックの「メンズリゼ」です。ヒゲ脱毛コースに、鼻＋鼻毛＋眉毛脱毛がセットになったオプションをつけることができます。

ヒゲ脱毛にオプションでつけられるコースなので、ヒゲと一緒に鼻毛を脱毛したいという人におすすめ。脱毛範囲も、鼻穴周り1cm程度なので、安心して施術を受けられます。

ヒゲも含めて顔全体をキレイにできるので、清潔感がアップすること間違いないですよ。

鼻毛の伸びるスピードが遅くなる？すぐ試せる方法2つ

鼻毛が気になる人は、伸びた毛を処理する以外に、伸びるスピードを遅くする工夫をしてみることもおすすめ。

というのも、鼻毛の成長スピードは環境にも左右されるので、工夫次第で遅くなる可能性があるからです。

体質や環境の状態によって差はありますが、平均すると1日0.15mm、1ヶ月で4～5mmくらい伸びます。

こまめな処理が面倒…という人は、「鼻毛の伸びにくい環境」を作る次の2つの方法を実践してみましょう。

①タバコを控える

喫煙者は、鼻毛の伸びるスピードが速くなっている可能性大。タバコを吸わない人に比べて伸びるスピードが倍という説もあるほどです。

タバコの煙は有害物質がたくさん含まれているので、鼻から体に取り込まないように防衛反応が働き、鼻毛が速く伸びてしまうのです。

鼻毛が気になる喫煙者は、思い切って禁煙する・なるべく本数を控えるようにしてみましょう。

また、受動喫煙でも、鼻毛は伸びやすくなってしまいます。自分は吸っていないけど、周囲にタバコを吸っている人が多い…という人は、マスクなどで対策するようにしてください。

②空気を綺麗にする

空気が汚れていると、鼻から異物が入ってくるのを防ごうとして鼻毛が速く伸びます。

排気ガスや、工場から出る煙などに注意が必要。これらを浴びやすい職場環境の場合、マスクを必ず着用してください。

また、室内でも部屋が埃っぽいと、鼻毛が伸びやすくなる可能性があります。こまめに掃除する、空気清浄機を設置するなどして、部屋の空気を綺麗に保つようにしましょう。

鼻毛は脱毛も可能！でも自分で短くカットするのがおすすめ

鼻毛が1本でもはみ出ていると、印象がガクッと下がってしまいます。しかし、体内にウイルスが侵入するのを防ぐなどの重要な役割もあるので、鼻の奥の毛まですべてなくすのはNGです。

鼻毛を脱毛可能なクリニック・サロンもありますが、深刻に悩んでいる人でなければ、こまめにセルフケアをするのがおすすめ。鼻毛用ハサミや鼻毛用カッターで、鼻穴周りの毛をカットするのが安全な方法です。

他の部位と違い、トラブルが起こるとそのダメージも大きいので、鼻毛処理には十分注意を払いましょう！